科研費H31年度公募からresearchmapが参照可能に
平成31年度秋に公募される科研費から、審査の際に審査委員がresearchmapの掲載情報を必要に応じて参照することができるようになりました。論文などの研究業績はresearchmapを参照される可能性がありますので、researchmapの情報をアップデートしておくことをお勧めします。
以下に、researchmapに関してよくある質問をまとめていますので、参考にしてください。
researchmapのメリット
- 業績の一元管理(機関を異動しても利用し続けられる)
- 入力作業が簡単: Web of Science, Scopus, Ciniiなどの外部システムからフィード入力が可能
- 登録情報の活用
- 論文等の閲覧・引用の増加:フィード入力した元情報にリンクしている。
- 研究者や企業等との共同研究の促進
researchmap Q&A
Q1 researchmapに登録をするには、どうすればよいですか。
A1 researchmapクイックガイド(新規登録・ログイン)をご覧ください。
Q2 パスワードとIDがわかりません。
A2 ログインのボタンをクリックすると、ログイン画面に遷移します。右下部に「パスワード再発行」というリンクがあります。それをクリックして指示に従ってください。
登録用のメールアドレスがわからなくなった場合、パスワードは再発行されません。
登録に用いたメールアドレスは必ず覚えておき、また研究用として主として用いるメールアドレスを変更された場合には、CV(履歴書)モジュール上のメールアドレスを書き換えるようお願いします。
万が一、本サービスに登録したメールアドレスが利用できない状態にあり、パスワードがわからない場合は、問い合わせフォームからJSTサービス支援センターまでお問い合わせください。
ご本人確認の上、JSTサービス支援センターでメールアドレスを登録しますので、その後、ご自身でパスワードを再発行してください。
Q3 確認してみたら、私は2つアカウントを持っていることに気づきました。ひとつを削除したいのですがどうすればよいですか。
A3 削除する方法には、以下の3とおりのやり方があります。
1.【研究者が不要な情報にログインして退会する】
2.【研究者よりサービス支援センターへ研究者情報の削除を依頼する】
問合せフォームから問い合わせてください。その際、本人確認のため、以下の内容を問い合わせフォームに貼り付けてご依頼ください。
生年月日:(西暦) 年 月 日
残すresearchmapの貴研究者情報URL:
削除するresearchmapの貴研究者情報URL:
3.【機関担当者からサービス支援センターへ研究者情報の削除を依頼する】
本学の企画広報課へご連絡ください。
Q4 科研費とresearchmapとの関係は?
A4 平成31年度秋に公募される科研費から、審査の際に審査委員がresearchmapと科学研究費助成事業データベース(KAKEN)の掲載情報を必要に応じて参照することができるようになりました。論文などの研究業績はresearchmapで、これまでの科研費獲得状況やその成果についてはKAKENで参照される可能性があります。
ただし、科研費の審査はあくまでも研究計画調書をもとに行われるもので、researchmapおよび科学研究費助成事業データベース(KAKEN)は審査の際に審査委員が必要に応じて参照する取扱いです。(平成31年度科学研究費助成事業(科研費)の公募に係る変更等について(平成30年8月9日付け事務連絡))
researchmap側で用意されている「科研費に関するよくある質問」のページがありますので、参考にしてください。
Q5 島根大学の「大学評価情報データベース」のデータとresearchmapを連携させることはできますか。
A5 「大学評価情報データベース」からresearchmapへ、年1回(11月頃)、データ提供を行っています。ただし、データ提供を行うのは、「大学評価情報データベース」にログイン後、トップ画面右上に「researchmap: 公開」となっている方のみです。「公開」「非公開」の設定変更については、本学企画広報課にお問い合わせください。なお、トップ画面右上が「researchmap: 公開」となっていても、キーワード等、項目ごとの設定が「非公開」となっている場合は公開されません。こちらの設定変更は、ご自身で行っていただく部分となります。
また、researchmap→大学評価情報データベースの連携も可能です。researchmapは、Web of ScienceやScopus等のサービス利用により、業績の大部分が自動入力可能となっていることから、researchmapに蓄積したデータを大学評価情報データベースに入れる方法は合理的ですが、researchmapからCSVでダウンロードし、そのCSVファイルを大学評価情報データベース用のフォーマットに対応するよう、加工する必要があります。
Q6 これまで、あまりresearchmapの情報を更新していなかったのですが、今後は、随時アップデートしたいと思います。その場合はどうすればいいですか。
A6 最初の入力の手間を少しでも省くために、11月頃に大学からデータ提供を行った上で、その後、ご自身でresearchmapを随時アップデートしていただくことをお勧めします。その場合の手順は、以下のとおりです。
<researchmapのページはあっても内容が更新されていないという場合:「大学評価情報データベース」の情報をresearchmapに上書きし、その後は別々に管理。>
- 「大学評価情報データベース」にログイン後、トップ画面右上に「researchmap: 公開」となっていることを確認。「非公開」になっている場合は、本学企画広報課に、「公開」「非公開」の設定変更を依頼してください。
- 12月以降に、researchmapにログインして、情報が更新されていることを確認。
- 本学企画広報課に、「大学評価情報データベース」の設定を「非公開」に変更するよう依頼。
- researchmapにログインして、「編集」タブをクリックし、「権限設定」を確認。以下の三つの選択肢のうち1番目または2番目が選択されていることを確認(デフォルトでは2番目が選択されています)。
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researchmapの権限設定
〇Webから研究者本人のみが編集する。
●所属機関の事務担当者に研究業績(非公開データを含む)のCSVによるダウンロードを許可する。
〇所属機関の事務担当者による研究業績(非公開データを含む)の上書きを認める。
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以上で完了です。
researchmapは、研究成果を発表したタイミングで、随時アップデートしておくことをお勧めします。
Q7 researchmapへの入力は手間がかかるのでは?
A5 研究業績の入力は手作業ではなく、外部データのフィードにより、自動で簡単かつ正確に行うことができます。外部データには、Amazon(書籍)、CiNii Articles/Books(学術論文/書籍)、J-GLOBAL(学術論文、特許)、 KAKEN(科研費)、PubMed(学術論文)、Web of Science(学術論文)、Scopus(学術論文)等があり、業績の大部分が自動入力可能です。また、手入力による業績の追加や修正も可能です。
学内問い合わせ先
●「大学評価情報データベース」との連携について
企画部企画広報課企画グループ
TEL:0852-32-6606
内線:2104(出雲キャンパスからは92104)
mail:gad-kikaku(@)office.shimane-u.ac.jp
●科研費との関連、その他上記以外の問い合わせ
企画部地域連携・研究協力課学術研究支援グループ
TEL:0852-32-6056
内線:2141(出雲キャンパスからは92141)
mail:rsd-kenkyu(@)office.shimane-u.ac.jp
*(@)を@に替えて送信してください。